れんこんを茹でた時にぬめりが出ると「食べられるの…?」と不安になる方もいると思います。そんなれんこんですが、天ぷらや煮物、サラダなど様々な料理に使える食材ですよね。
この記事では、れんこんのぬめりの原因や対処法をご紹介します。ぜひ活用してみてください。
れんこんを茹でるとぬめりが出る理由
まず、れんこんを茹でるとぬめりが出る理由とはなんなのでしょうか。
1.れんこんのぬめりの強さに季節が関係していた
4~9月のれんこんはぬめりが少なく、11月~3月のれんこんはぬめりが多いと言われています。ただし、品種や農場でもぬめりの量は変わるので、れんこんをよく食べる人は、お気に入りの産地と品種を覚えておくのがおすすめです。
2.れんこんは料理過程でもぬめりが出る
皮を剥いたり切ったりした時も出ることがあります。この時のぬめりはれんこんの粘性物質です。茹でた時のぬめりはれんこんの粘性物質とデンプンによるものではないかと推測されています。どちらも身体には害はないので安心して食べてくださいね。
ただし、刺激臭や食べた時にぴりぴりするなどと感じたときは、腐敗している可能性がありますので処分しましょう。
れんこんのぬめりが出ないようにする方法
では、れんこんのぬめりが出ないようにするには方法があるのでしょうか。
1.下ごしらえから対策をする場合
■酢水につける
薄くスライスしたれんこんを水1カップと小さじ1の酢に5~15分ほど付けて置くとシャキシャキした触感が味わえるのでサラダに最適です。酢水の割合は上記の通りですが、量はれんこんの量によって調整してくださいね。
■冷水につける
歯ごたえよりももちもち感が残るので煮物に最適です。
■縦(穴と平行)に切る
ぬめりにくく、歯ごたえが良いのできんぴらや炒め物に最適です。
■酢入りのお湯で茹でる
白く美しくシャキシャキしたれんこんを食べたい時は1ℓの水に大さじ1の酢を入れて茹でてから使ってください。
2.茹でたあとに気になった場合
■流水で洗う
■キッチンペーパーでふき取る
流水で洗ったあとに軽くキッチンペーパーでふき取るとだいぶ違います。
3.どうしてもぬめりが気になる場合
「サラダで食べたくてスライスしてみたけど」「煮てみたけど」どうしてもぬめりが気になり食べる気になれない…。そんな時は調理法を代えてみませんか。
薄く切って油で揚げてチップスにしたり天ぷらにするとぬめりは気にならなくなりますよ。
まとめ
れんこんのぬめりの原因や対処法についてご紹介しました。
ぬめりの原因はれんこんの粘性物質によるものです。ですので、れんこんのぬめりがどうしても苦手という方は収穫時期や産地からチェックするのがおすすめです。
そこまで気にされないのであれば切り方や下ごしらえ、調理法によっておいしく食べることができるのでぜひお好みの方法を探してみてくださいね。