食材の知識

昆布は何群で何色?基礎食品群の分類と五大栄養素含有量まとめ

和食でよく使われる昆布。

古くから日本人の食卓には欠かせませんよね。

この記事では、昆布は「6つの基礎食品群」では何群で、「三色食品群」では何色なのか、また「五大栄養素」のどの成分が含まれているのかをまとめています。

昆布は6つの基礎食品群の何群?

昆布は、6つの基礎食品群では第2群の「海藻に分類されます。

ただし、分類分けが必要なのは、昆布を食材と使う場合です。例えば、昆布を煮物の具として使う場合などが当てはまります。

しかし、市販の粉末や液体のだしの素といった「昆布だし」の場合、昆布そのものではなく抽出液となりますので、調味料扱いとなり、6つの基礎食品群ではどれにも該当せず、その他扱いとなります。




昆布は三色食品群の何色?

昆布は、三色食品群では赤色に分類されます。

昆布以外の食品が何群か調べるにはこちら
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6つの基礎食品群と三色食品群の分類一覧表毎日の食生活で、栄養バランスの取れた食事をするのは難しいですよね。 食事のたびに栄養計算をするのは大変ですが、食品群という考え方を...

昆布の五大栄養素とエネルギー含有量は?

昆布の可食部100gあたりに含まれる栄養素の含有量を表にしました。

ここでは、煮物などによく使われる「刻み昆布」の値を表示しています。

印がついているのが、五大栄養素の「炭水化物・脂質・たんぱく質・無機質・ビタミン」です。

成分名 単位
廃棄率 0 %
エネルギー 119 kcal
水分 15.5 g
たんぱく質 アミノ酸組成によるたんぱく質 4.3 g
たんぱく質 5.4 g
脂質 脂肪酸のトリアシルグリセロール当量 0.2 g
コレステロール 0 g
脂質 0.5 g
炭水化物 利用可能炭水化物 利用可能炭水化物(単糖当量) 0.4 g
利用可能炭水化物(質量計) 0.4 g
差引き法による利用可能炭水化物 0 g
食物繊維総量 39.1 g
糖アルコール 12.4 g
炭水化物 50.2 g
有機酸 0 g
灰分 28.4 g
無機質 ナトリウム 4300 mg
カリウム 8200 mg
カルシウム 940 mg
マグネシウム 720 mg
リン 300 mg
8.6 mg
亜鉛 1.1 mg
0.07 mg
マンガン 0.34 mg
ヨウ素 230000 μg
セレン 2 μg
クロム 33 μg
モリブデン 14 μg
ビタミン ビタミンA レチノール 0 μg
α−カロテン 0 μg
β−カロテン 61 μg
β−クリプトキサンチン 0 μg
β−カロテン当量 61 μg
レチノール活性当量★ 5 μg
ビタミンD 0 μg
ビタミンE α−トコフェロール★ 0.3 mg
β−トコフェロール 0 mg
γ−トコフェロール 0 mg
δ−トコフェロール 0 mg
ビタミンK 91 μg
ビタミンB1 0.15 mg
ビタミンB2 0.33 mg
ナイアシン 1.2 mg
ナイアシン当量 2.2 mg
ビタミンB6 0.01 mg
ビタミンB12 0 μg
葉酸 17 μg
パントテン酸 0.09 mg
ビオチン 12.0 μg
ビタミンC 0 mg
アルコール 0 g
食塩相当量 10.9 g

※八訂日本食品標準成分表より

ぜひ参考にしてくださいね♪