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キャベツの浅漬けがピンク色に変色?!これって食べれるの?

キャベツの浅漬けがピンクに

どんな調理法でも美味しく、一年を通じて出回っているキャベツ。

みんな大好きなおなじみの野菜ですよね。

 

そんな大人気の便利な野菜キャベツが、浅漬けにしてから翌日食べようとしたらピンク色に変色していた!なんてことありませんか???

私は何度もあります!

作ってから一晩しか経っていないし、ニオイも味も問題ないのでいつも食べてしまいますが(笑)

 

今回は、キャベツの浅漬けがピンク色に変色してしまう原因と、変色を防ぐ方法についてご紹介します。




キャベツの浅漬けがピンク色に変色する原因は?

 

浅漬けのキャベツがピンク色に変色してしまう原因はズバリ、

アントシアニン

です。

 

このアントシアニンとはブルーベリーなどの紫色を作る色素で、ポリフェノールの一種です。

キャベツには様々な品種があり、緑色・紫色のものが存在しますが、緑色の品種であってもアントシアニンが含まれているのです。

 

冷蔵庫など、低温の場所で保存されると、このアントシアニンが発色するため、キャベツの浅漬けがピンク色に変色してしまうというわけ。

つまり、腐っているわけでも、カビが生えたわけでもありません

食べても全く問題ないんです!!!

 

むしろ、アントシアニンは抗酸化作用のあるポリフェノールですので、体に害どころかむしろ有益な物質です。

また、ポリフェノールを多く含むキャベツは糖分も多いため、甘くておいしいキャベツのしるしなんですって!




キャベツの浅漬けがピンク色に変色するのを防ぐには?

キャベツの浅漬けがピンクに変色する原因「アントシアニン」は低温で発色するので、低温にさらさなければ変色は防げるということになります。

でも、作った浅漬けを常温で放置するわけにはいきませんよね(^^;)

 

そこで、調理レベルで気を付ける必要があります。

それは、「切れ味の悪い包丁を使ってキャベツを切らないこと」です。

 

切れ味の悪い包丁でキャベツを切ると切り口がギザギザになってしまいます。

すると、キャベツの切り口の細胞が破壊されるため空気に触れやすく、変色が進みやすくなるのです。

 

包丁はこまめに研いで、切れ味よく保つことが大切なんですね♪




まとめ

今回はキャベツの浅漬けがピンク色に変色する原因とは?という話題でした。

体に良くてみんな大好きなキャベツ、調理法に気を付けて美味しくいただきましょうね♪