お庭を彩ってくれるお花として知られるシュウメイギク(秋明菊)。
見た目も大変可愛らしく、育て方も簡単なため、ガーデニング初心者から上級者まで広く人気があります。
しかしシュウメイギク(秋明菊)はその手軽な管理の反面、増えすぎて困るという悩みをお持ちの方もいらっしゃいますよね。
今回は、シュウメイギク(秋明菊)が増えすぎたときの対処法、また増えすぎないようにする予防法などをご紹介します。
シュウメイギク(秋明菊)が増えすぎてしまった場合の対処法
シュウメイギク(秋明菊)繁殖力が大変旺盛なので、特に手をかけなくてもどんどん増えていきます。
自由に咲き誇る様子もよいですが、計画的にガーデニングをしたいときには困りますよね。

シュウメイギク(秋明菊)は、ランナーを横にどんどん伸ばして繁殖します。
ランナーとは匍匐茎(ほふくけい)のことで、親株から茎が出て地表面の上を這いながら伸び、先端から新しい子株を作るものです。
写真はイチゴの例ですが、このように親株とは違う場所に向かってほふくしながら伸びているのがランナー。
放っておくとこのランナーがどんどん伸びるので、他の植物の生育エリアで子株を作ってしまうことに!!
そうなる前に、ランナーを切ってしまいましょう。

この写真のように、ざっくりと切って大丈夫です(*^-^*)
こまめに観察して、ランナーが出ていないかどうかチェックしましょう。
シュウメイギク(秋明菊)が増えすぎないようにする予防法
では、これからシュウメイギク(秋明菊)植える場合はどうすればよいでしょうか。
あらかじめ増えすぎないようにする予防としてはこれらの方法が考えられます。
根域制限ガーデンバッグを使う

写真のような、根域制限ガーデンバッグを利用するのも一つの方法です。
根域制限ガーデンバッグは、根の張りを抑制し、植物の根域を制限してくれますので、シュウメイギク(秋明菊)の根が広がりすぎるのを防ぐことができます。
また通気性や排水性がよく、健康な根が育つうえに、ナメクジなどの害も防ぐことができるので一石二鳥です。
シュウメイギク(秋明菊)の周囲をブロックで囲う

シュウメイギク(秋明菊)を植えたエリアの周囲を、ブロックで囲ってみるのも手です。
根域制限ガーデンバッグほどの効果は期待できませんが、資材を使うことで植物のレイアウトにもメリハリがつき、うまく使えばおしゃれな雰囲気が作れますよね。
まとめ
シュウメイギク(秋明菊)が増えすぎた場合の対処法と、増えすぎないようにする予防法についてご紹介しました。
白やピンクなどの可愛らしい外観と、日本の気候に合い育てやすいシュウメイギク(秋明菊)ですが、増えすぎは困ります。
増えすぎてお困りの方のご参考になれば幸いです(^^)