芋名月、栗名月、豆名月、中秋の名月・・・。
日本には名月の呼び名がたくさんありますね。
それぞれが、いつ、どんな意味なのか、日付表と由来をご紹介します。
芋名月・栗名月・豆名月・中秋の名月はそれぞれいつなのか、日付を表にしてみた
まず気になるのは、芋名月・栗名月・豆名月・中秋の名月は、今年はいつ見れるの?ということですよね。
以下にわかりやすく、西暦ごと日程表にまとめてみました。
西暦\呼び方 | 芋名月 (中秋の名月・十五夜) |
栗名月・豆名月 (十三夜) |
---|---|---|
2018年 | 9月24日 | 10月21日 |
2019年 | 9月13日 | 10月11日 |
2020年 | 10月1日 | 10月29日 |
2021年 | 9月21日 | 10月18日 |
2022年 | 9月10日 | 10月8日 |
2023年 | 9月29日 | 10月27日 |
2024年 | 9月17日 | 10月15日 |
ここで疑問に思うのは、
- 名月の呼び方はいろいろあるけど結局2種類なの?
- そして十五夜や十三夜と同じ日なの?
ということですよね。
次の章でそれぞれの意味・由来をご説明しますね。
芋名月・栗名月・豆名月・中秋の名月って何?
芋名月・栗名月・豆名月・中秋の名月の違いって何でしょう?
じつは、ざっくりこういうことです。
旧暦での呼び名 | 芋名月 | 栗名月・豆名月 |
---|---|---|
現在の呼び名 | 十五夜・中秋の名月 | 十三夜 |
ようするに、
- 「芋名月・栗名月・豆名月」は旧暦が使われていた時代の呼び名である
- 芋名月は、現在の呼び名である「十五夜・中秋の名月」のこと
- 栗名月・豆名月は同じ日を指し、現在の呼び名である「十三夜」のこと
ということです!
なるほどそういうことかー!って感じですよね(^^;)
日本の暦って、いろいろな呼び方があって、とても風流で素敵なのですが、たくさんありすぎて時々むずかしいです(笑)
芋名月・栗名月・豆名月の由来、超ざっくり
日本でお月見といえば、旧暦8月15日を指す「十五夜」が有名です。
十五夜がいちばんポピュラーなんですが、もうひとつ、この日の月も美しいよーということで昔の日本人がお月見をしたのが、旧暦9月13日を指す「十三夜」なのです。
で、「十五夜」は、里芋などがお供えとして使われたため、「芋名月」と呼ばれています。
それに対し、「十三夜」は、栗や豆をお供えしたため、「栗名月」や「豆名月」と呼ばれてるのです。
それぞれの時期に穫れる農作物が、名前の由来だったんですね(^^)
地方によっては、十三夜のことを「小麦の名月」と呼ぶこともあるようですよ。
まとめ
芋名月、栗名月、豆名月、中秋の名月の日程と由来について、とってもざっくりした説明をいたしました。
たくさん呼び名があるけど、十五夜と十三夜のことだったんですね。
今年の名月はキレイに見えるのでしょうか。
楽しみにしたいですね(^^)