食材の知識

小麦粉(薄力粉)は何群で何色?基礎食品群の分類と五大栄養素含有量まとめ

麺やお菓子作りに欠かせない小麦粉。

小麦粉には、薄力粉・中力粉・強力粉があり、原料の小麦は古くから人類の重要な主食のひとつです。

この記事では、小麦粉は「6つの基礎食品群」では何群で、「三色食品群」では何色なのか、また「五大栄養素」のどの成分が含まれているのかをまとめています。

小麦粉は6つの基礎食品群の何群?

小麦粉は米などと同じ穀物である小麦から作られますので、6つの基礎食品群では第5群の「穀類に分類されます。

小麦粉の種類には薄力粉・中力粉・強力粉がありますが、どの小麦粉も同じ穀類となります。




小麦粉は三色食品群の何色?

小麦粉は、三色食品群では黄色に分類されます。

小麦粉以外の食品が何群か調べるにはこちら
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6つの基礎食品群と三色食品群の分類一覧表毎日の食生活で、栄養バランスの取れた食事をするのは難しいですよね。 食事のたびに栄養計算をするのは大変ですが、食品群という考え方を...

小麦粉の五大栄養素とエネルギー含有量は?

小麦粉の可食部100gあたりに含まれる栄養素の含有量を表にしました。

小麦粉には薄力粉・中力粉・強力粉がありますが、ここでは、天ぷらやお好み焼きなど一般的な料理によく使われる薄力粉の栄養素について表示しています。

また、日本食品標準成分表において小麦粉には1等と2等がありますが、1等の栄養素を表示しました。2等は学校給食用などに使われる場合が多いです。

印がついているのが、五大栄養素の「炭水化物・脂質・たんぱく質・無機質・ビタミン」です。

成分名 単位
廃棄率 0 %
エネルギー 349 kcal
水分 14 g
たんぱく質 アミノ酸組成によるたんぱく質 7.7 g
たんぱく質 8.3 g
脂質 脂肪酸のトリアシルグリセロール当量 1.3 g
コレステロール 0 g
脂質 1.5 g
炭水化物 利用可能炭水化物 利用可能炭水化物(単糖当量) 80.3 g
利用可能炭水化物(質量計) 73.1 g
差引き法による利用可能炭水化物 74.1 g
食物繊維総量 2.5 g
糖アルコール 0 g
炭水化物 55.8 g
有機酸 0 g
灰分 0.4 g
無機質 ナトリウム 0 mg
カリウム 110 mg
カルシウム 20 mg
マグネシウム 12 mg
リン 60 mg
0.5 mg
亜鉛 0.3 mg
0.08 mg
マンガン 0.43 mg
ヨウ素 0 μg
セレン 4 μg
クロム 2 μg
モリブデン 12 μg
ビタミン ビタミンA レチノール 0 μg
α−カロテン 0 μg
β−カロテン 0 μg
β−クリプトキサンチン 0 μg
β−カロテン当量 0 μg
レチノール活性当量★ 0 μg
ビタミンD 0 μg
ビタミンE α−トコフェロール★ 0.3 mg
β−トコフェロール 0.2 mg
γ−トコフェロール 0 mg
δ−トコフェロール 0 mg
ビタミンK 0 μg
ビタミンB1 0.11 mg
ビタミンB2 0.03 mg
ナイアシン 0.6 mg
ナイアシン当量 2.4 mg
ビタミンB6 0.03 mg
ビタミンB12 0 μg
葉酸 9 μg
パントテン酸 0.53 mg
ビオチン 1.2 μg
ビタミンC 0 mg
アルコール 0 g
食塩相当量 0 g

※八訂日本食品標準成分表より

ぜひ参考にしてくださいね♪