薬味として、また焼き物・煮物・鍋など、私たちの食卓に欠かせないネギ。
料理によっていろんな切り方がありますが、それぞれどんな名前なのか意外と知らないこともありますよね。
今回は、ネギの切り方とその名前を、画像と動画でご紹介します。
ネギの切り方・名前を画像と動画で紹介
ネギの切り方には、斜め切り、小口切り、みじん切り、千切り(白髪ねぎ)ぶつ切りがあります。
それぞれ、切り方と名前を画像と動画でご紹介しますね。
斜め切り(笹切り)

鍋物やお味噌汁などに使われることの多い「斜め切り」。
切り口が笹の葉に似ていることから、別名「笹切り」とも呼ばれています。
表面積が大きくなり味が染みこみやすいのが特徴の切り方です。
斜め切りの切り方

斜め切りの切り方は、ネギに対して斜めに包丁を入れ、端から一定の幅で切ります。
すき焼きなどの鍋や麺類、丼もの、みそ汁など
斜め切りの切り方を動画で見たいときはここでチェック!
小口切り

薬味などでよく使われる「小口切り」。
香りやシャキシャキ食感を楽しめる切り方です。
小口切りの切り方

小口切りの切り方は、端から繊維を断つように薄く切っていきます。
納豆や冷奴、冷たい麺類など、熱を通さずに食べる場合は薄く切ると食感がよくなります。
逆に温かい料理に使うときは、少し厚めに切るとネギの甘さを楽しめますよ。
麺類やスープ、納豆や冷奴などの薬味として
小口切りの切り方を動画で見たいときはここでチェック!
みじん切り

ひき肉料理などの具やトッピングなどにもよく使われる「みじん切り」。
中華料理などによく使われます。
みじん切りの切り方

みじん切りの切り方は、まず繊維に沿って縦に数本切れ目を入れます。

ネギをの切れ目をが広がらないように押さえながら、ネギに対して直角に包丁を当てて、切れ目のあるほうの端から切ります。
切れ目の多さで、みじん切りの細かさが変わりますので、用途に合わせて切れ目の本数を調整しましょう。
餃子やチャーハンの具・麻婆豆腐のトッピング・よだれ鶏のソースなど中華料理に
ネギの小口切りの切り方を動画で見たいときはここでチェック!
千切り(白髪ねぎ)

料理の飾りなどによく使われる「千切り」。
その白く髪の毛のように細い見た目から「白髪ねぎ」とも呼ばれます。
千切り(白髪ねぎ)の切り方

ネギを5cmほどの長さに切ったあと、縦に切り込みを入れて内側にある緑色がかった軸を取り除きます。
千切り(白髪ねぎ)は外側の白い部分だけ使用しますので、取り除いた軸は小口切りやみじん切りにして別の用途に使いましょう。

ネギの外側の白い部分を、内側が下面になるように縦に置き、繊維に沿って端からできるだけ細く切ります。

細長く切ったネギは冷水にさらすと食感がシャキッとします。また形がくるんと丸まってくるので、盛りつけたときに高さが出て見栄えのする料理になります。
水気を切ってから料理に添えましょう。
煮魚などの主菜やスープのトッピングに。またラー油で和えて簡単おつまみにも!
千切り(白髪ねぎ)が上手に細く切れない!というときは、白髪ネギ専用カッターという道具を使うと簡単ですよ。
白髪ネギカッターはダイソーやセリアなどの100均ショップにもあるのですが、実際に私が使ってみて、切れ味、千切りの細さ、仕上がりの美しさ、全てにおいてダントツで優れていたのはパール金属さんの白髪ネギカッターです(^^♪
千切り(白髪ねぎ)の切り方を動画で見たいときはここでチェック!
ぶつ切り

鍋料理や焼き物に使われる「ぶつ切り」。
ぶつ切りのネギは加熱してもしっかり形と歯ごたえが残るので、薬味というより料理の具材として使う場合の切り方です。ネギの甘さを楽しめますよ。
ぶつ切りの切り方

ネギの根元を切り落とし、端から同じ長さに切っていきます。
切る長さに決まりはありませんが、3~5センチほどに切ることが多いです。料理に合わせて加減しましょう。
ネギ焼き・焼き鳥などの焼き物、ポトフなどの煮物、ねぎま鍋などの鍋物に
ぶつ切りの切り方を動画で見たいときはここでチェック!
まとめ
料理の具材や薬味として食卓に欠かせないネギ。
ネギの切り方と名前についてご紹介しました。
それぞれの料理に合わせて、相性の良い切り方を使い分けてくださいね!
