健康によい梅干し。
一日一個食べるといいなんて聞きますよね。
最近でははちみつ梅干しなど食べやすいものもありますが、昔ながらの作り方で作った梅干しは酸っぱすぎて食べられない!なんていうこと、ありますよね。
今回は、酸っぱすぎて食べられない梅干しを食べやすくする対処法をご紹介します。
酸っぱすぎる梅干しを「今すぐ」食べたいときは
酸っぱすぎて食べれない梅干しだけど、今すぐ食べたい!というときに試してほしい対処法、それは、
「梅干しに黒酢をかけて食べる」
ということです。
黒酢がベストですが、なければ普通の米酢でも効果あります。
すっぱい梅干しに、さらにすっぱい黒酢や米酢をつけちゃうの?と思われるかもしれませんが、これが効果ありなんです。
黒酢に含まれる甘味成分により、梅干しの酸味が穏やかになります。
また、「梅干し」と「酢」という、種類の異なった酸を合わせることで、味が複雑になり、キーンと刺すような酸味が和らぎ食べやすくなるんですよ!!
塩抜きをする時間がないけどすぐ食べたい!というときはお試しください。
ひと手間かけて梅干しの酸っぱさを食べやすくアレンジするなら
少し手間をかけてアレンジするなら、こんな方法もありますよ♪
ザラメ糖を使ってまろやかに
保存容器に、ザラメ糖と梅干を交互に(サンドイッチ状に)重ねていれます。
この上にホワイトリカーを霧吹きで軽く吹き付け2~3日置きます。
2~3日置いたら一度全体をよく絡め、さらに2~3日置いておくと、酸味がまろやかになり美味しくなります。
ザラメ糖の量はお好きな甘さで調整して下さいね。
はちみつ梅にアレンジ
ボールに梅干しを入れ、たっぷりの水を張って一晩つけておきます。
水につけるだけでもだいぶ酸っぱさは抜けますが、ここでさらにひと手間。
漬けた水を捨て、梅干しの水気をキッチンペーパーなどでしっかりふき取ります。
これを保存容器にいれ、はちみつを適量入れて混ぜ、数日から一週間ほど置きましょう。
そうすれば、ふっくら甘くておいしいはちみつ梅ができあがります
梅醤(うめびしお) にしてみる
酸っぱすぎる梅干しは、梅醤(うめびしお)にしてみてはいかがでしょうか。
梅醤(うめびしお)とは、梅肉と醤油を練り合わせて作る、古くから伝わる食べ物です。
昔ながらの民間療法では、梅醤(うめびしお)が疲労回復や風邪予防などに効果があるいわれています。
番茶に溶かして飲んだり、そのままご飯のお供として食べたり、調味料として酢の物や和え物などに利用できますよ。
梅醤(うめびしお)レシピ
梅醤(うめびしお) by ミセスふじこ
そのまま調味料として料理に使う
梅干しの塩分と酸味を利用して、調味料として使うのもいいですね。
メイン料理や主食にも充分活用できます。
そのほかにも、
- お米にたたいた梅とシーチキンを混ぜて炊く炊き込みごはん
- きゅうり、もやし、白菜、水菜、しいたけ、おくらなどの野菜を軽くゆがいて絞り、たたいた梅で和える
- いわしなど魚の煮物を作るときに入れるとくさみ消しに
などなど、工夫次第でいろいろな料理の味付けに使えます。
料理がさっぱりとした味付けになり食が進みますよ♪
まとめ
酸っぱすぎて食べられない梅干しを工夫して食べやすくする対処法をお伝えしました。
体に良い梅干しを上手に食生活に取り入れて、健康に役立てたいですね!