寒い冬に恋しくなるグルメといえば「おでん」ですよね!
そんな庶民の味おでんには、日本全国各地で味や具にさまざまな地域差があるのはご存知のとおり。
ではどの地域でどんなおでんが食べられているのか?気になります!
今回は、みんな大好き日本全国の「ローカルおでん」についてまとめてみました!
日本全国各地のローカルおでん大集合!
ローカルおでんの味・具・特徴を、各地域ごとにご紹介します♪
どれもとっても美味しそう!
北海道のローカルおでん
札幌おでん
札幌おでんは、昆布ダシがベース。具には貝類や山菜などが使われます。
地域や店舗によっては、北海道民から「マフラー」と呼ばれるさつま揚げやじゃがいもなどが入っていることもあるそう。
東北のローカルおでん
青森おでん
青森おでんは生姜味噌をつけて食べるのが特徴のおでんです。
昭和20年代ごろ青森駅周辺の屋台ではおでんが出されていたのですが、青函連絡船の乗客の冷えた体が温まるように、おでんにつける味噌だれにおろした生姜を入れて提供されたのが始まりなんだとか。
ダシや具には特に決まりはなく、お店によってさまざまなレシピがあるようです。ぜひ食べ比べてみたいですね♪
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関東のローカルおでん
東京おでん
かつおダシベースに濃口しょう油で味付けした、ポピュラーなタイプのおでん。
具の特徴はなんといっても「ちくわぶ」と「すじ」ではないでしょうか。
というのも、関東地方のおでんに入る「すじ」は関西地方のおでんに入る「牛すじ」では違い、魚の軟骨や筋をすりつぶした練りものなんだそう。
中部・東海のローカルおでん
静岡おでん
静岡おでんは、牛すじでとったダシベースの真っ黒いつゆに、具は黒はんぺんが入り、トッピングに青のりと魚粉をかけるのが特徴。
またなると巻きや豚もつなどの具を竹串を刺した状態で煮込むのも面白いですね!
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名古屋おでん
名古屋おでんの特徴はなんといっても八丁味噌が入った甘辛いつゆ!初めて見る人はそのドロドロした見た目に驚くこと間違いなしです。このおでんつゆを和風デミグラスソースと呼ぶ人もいるとかいないとか(笑)
具に焼豆腐や角麩、里芋などが入るのもめずらしいですね!
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関西のローカルおでん
京都おでん
京都のおでんは、昆布ダシと淡口しょうゆのつゆで、豆腐・ひろうす(がんもどき)・湯葉・京野菜などを、上品な薄味で煮込んでいるのが特徴。お店によってはタコ足などが入ることもあるそうです。
関東や中部のおでんと違って、見た目の色も薄くのがとても京都的ですね!
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中国・四国のローカルおでん
松江おでん
松江おでんは、あごダシや鶏ダシをベースにしたつゆで、バイ貝などの海の幸や、あごちくわ・魚のつくねなど具が大きいまま入るのが特徴。また、春菊やセリなどの葉物野菜が入るのもめずらしいですね。
松江市にはおでん屋さんがとても多く、おでんの町と呼ばれたりしているそう。
その歴史は古く、松江藩主だった松平不昧公が、京都から持ち込んだのが松江おでんの始まりなんだとか!
最近では、おでんにうどんを入れた「おどん」なるメニューが人気なんだそうですよ♪
九州・沖縄のローカルおでん
長崎おでん
長崎は、おでんに欠かせないかまぼこ屋さんの店舗が日本一多いんだとか!
ちなみに長崎ではかまぼこのことを「かんぼこ」と呼び、長崎県民にはとてもなじみが深い食べ物なんです。
そんなかんぼこ愛の深い県民に愛される「長崎おでん」は、長崎名物かんぼこを、長崎名物あごだしでじっくり煮込んでいるのが特徴。また卵が丸々一個入った竜眼(別名ばくだん)とよばれる練り物が入るのもが長崎おでんならでは。
薬味にはからしではなく、柚子胡椒をつけるんだそうですよ。
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沖縄おでん
ダシのベースはかつお節。そこに具として入る豚足(テビチ)からも美味しいダシが出るので、その相乗効果による深い味わいのスープ特徴の沖縄おでん。
練り物が入るのは全国のおでんと同じですが、それ以外にソーセージや葉物野菜が入るのも沖縄おでんの特徴なんですよ!
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ローカルおでんまとめ
全国の個性あふれるローカルおでんをご紹介いたしました。
どれも地方の特色が出ていて美味しそうですね♪
いつか旅行したらぜひご当地のローカルおでんを食べてみたいと思います(^^♪