公園や道一面に広がるイチョウの葉は、秋の風物詩ですよね。そして、イチョウといえば、ムワっと漂うアノにおいも連想されると思います。
そう、イチョウの種子である『ぎんなん』のにおいです。苦手な方が多いイメージですが、あのにおいを嗅ぐと、なぜかぎんなんを食べたくなってしまいますよね。
そこで今回は、ぎんなんの賞味期限や保存方法、そして公園や道端で拾ったぎんなんは食べられるのか?についてご紹介いたします。
ぎんなんの賞味期限と保存方法
ぎんなんの賞味期限と保存方法を「殻付き」「殻なし」にわけてそれぞれご紹介してきます。
殻付きのぎんなんの賞味期限
一般的にスーパーなどで売られているぎんなんは、殻付きのままのことが多いですよね。
殻付きのぎんなんの賞味期限の目安は、冷蔵保存で1週間程度、冷凍保存で1カ月程度です。
殻付きであっても少しづつ乾燥も進んでいってしまいますので、一度で食べきれる量でない限りは、冷蔵もしくは冷凍保存することをおすすめします。
殻なしのぎんなんの賞味期限
殻をむいた状態のぎんなんをおすそ分けしてもらうなんてこともあるかもしれません。
殻なしのぎんなんの場合、冷蔵保存で2~3日程度です。
ぎんなんは、高温・多湿・乾燥に弱い食品です。特に殻がない状態ですと乾燥しやすいため大量にある場合は、冷蔵もしくは冷凍保存がおすすめです。
公園や道端で拾った銀杏は食べられる?
イチョウ並木のある公園や散歩道を歩いていると、たくさんのぎんなんが落ちていますよね。
これって食べれるのかな?と思ったことありませんか?
結論から言うと、公園や道端に落ちている銀杏は『食べられます』。
ただし、購入したぎんなん同様、必ず加熱調理して食べましょう。
また、一度にあまりたくさんの量を食べるのもおすすめしません。
ぎんなんには「メチルピリドキシン」という毒性の物質が含まれており、大量に摂取すると食中毒を起こす原因となり得るからです。
秋の味覚として数粒楽しむ程度でしたら、問題はありません(^^)
まとめ
今回は、ぎんなんの賞味期限や保存方法、また、公園や道端で拾ったぎんなんは食べられるの?という疑問についてご紹介しました。
ぎんなんの美味しいの季節、店頭や公園で銀杏を見かけた際には、試しに手に取っていただき、ご家庭で調理してみてはいかがでしょうか?
秋の食卓のレパートリーが増えるかもしれません♪
くれぐれも食べすぎにはご注意ください…!
最後まで本記事をお読みいただき、ありがとうございました!