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暑さ対策に必要な栄養素ベスト3とは?熱中症を予防する食べ物ランキング!

暑さ対策

毎日暑い日が続きますね。

今年は気温が40度を超える地域も出たり、命の危険さえある暑さになっています。

クーラーをうまく使って暑さ対策をすることはもちろんですが、食事でしっかり必要な栄養をとり、熱中症になりにくい体を作り、内側から予防することも大切なんですよ!

今回は、暑さ対策に必要な栄養素と、熱中症の予防に効果的な食べ物ランキングをご紹介します!

 

 

暑さ対策に必要な栄養素ベスト3とは

 

暑さ対策のためには、気温の変化に合わせて体内の水分や体温を調整できるカラダづくりが大切です。

基本的にはどの栄養素もバランスよく摂ることが大切ですが、特に気を付けて摂取したい栄養素ベスト3をランキング形式でご紹介します。

 

1位:カリウム

カリウムには体内の水分を保持する働きがあります。

汗をかくと、塩分(ナトリウム)と同時にカリウムも排泄されてしまうため、脱水症状を引き起こします。

またカリウムが失われると細胞が脱水状態になるため、万が一熱中症を発症した際、臓器の機能障害の原因となる場合があるため注意が必要です。

カリウムには筋肉の収縮を助ける働きがあり、日常的に意識して摂ることで、もし熱中症にかかった時の回復を早めることにも役立ちます。

 

カリウムを多く含む食べ物は?

バナナ、アボカド、小豆、じゃがいも、さといも、そら豆、枝豆、いんげん豆、海苔、小豆、納豆、ほうれん草、ひじき、パセリ、落花生、松の実など
 

2位:ビタミンB1

夏はどうしても食欲が落ちる傾向にあるため、そうめんなど冷たい麺の単体メニューで食事を済ます機会が増えますよね。

さっぱりして口当たりもよいため食欲も増進しよいのですが、麺はほとんどが糖質で出来ています。

糖質自体は大切なエネルギー源であり人体に必要なものなのですが、ビタミンB1が不足した状態だと、糖質を分解することができずに、疲労物質がたまってしまいます。

疲労物質がたまった状態のカラダは、熱中症になりやすく、また夏バテも促進します。

ビタミンB1をしっかり摂取することが、暑さ対策にはとても重要なのです。

 

ビタミンB1を多く含む食べ物は?

豚肉、うなぎ、モロヘイヤ、玄米、大豆製品、そらまめ、海苔など。

ビタミンB1は、にんにく、ねぎ、にらなどに含まれる「アリシン」という成分と一緒に摂取すると吸収率が良くなります。

 

 

3位:クエン酸

梅干しや、レモン・オレンジなど柑橘類などに含まれる酸味の成分です。

疲労を起こす原因、乳酸の発生を抑えるため、疲労しにくいカラダづくりに役立ちます。

また、ビタミンBやミネラルの吸収を促進する効果もあり、ビタミンB1と合わせてとることで暑さ対策に効果的です。

その他にも、若返りのビタミンと呼ばれる「パロチン」の代謝を高めるので、若々しい体を保ち、エイジングケアや美肌効果があります。

 

クエン酸を多く含む食べ物は?

梅干し、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、黒酢、食酢、もろみ酢など

 

 

具体的に熱中症を予防する食べ物って?おすすめメニューランキング

 

暑さ対策

 

暑さ対策に必要な栄養素はわかりました。

では、具体的にどんなメニューを選べば熱中症予防に効果的なのでしょうか?

栄養士の資格をもつ管理人の、おすすめメニューベスト3をランキングでご紹介します。

 

1位:アボカド納豆

アボカド・納豆ともに、ビタミンB群やカリウムを大変豊富に含んでいるため、暑さ対策の相乗効果が期待できます。

また、アボカドは不飽和脂肪酸やビタミンEも多く含むため、夏の強い紫外線による老化を防ぐ働きもあります。

 

2位:豚肉のしょうが焼き

ビタミンB1が豊富な豚肉を、アリシン豊富なたまねぎとともに炒めるしょうが焼きは、疲労回復に効果抜群です。

またしょうがの持つ自律神経調整作用により、体温を調整し暑さ対策への効果が期待できます。

 

3位:鶏ささみときゅうりの梅肉あえ

鶏ささみ・きゅうりともにカリウムを豊富に含み、クエン酸豊富な梅肉で和えることにより、やはり相乗効果が期待できるメニューです。

さっぱりした口当たりで、食欲のないときにも美味しくいただけますね。

 

まとめ

 

暑さ対策に必要な栄養素と、熱中症を予防する食べ物についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか?

どの栄養素も、基本的にはバランスの良い食事を心がければムリなく摂取できるものです。

しかし食欲の落ちる夏は、偏った食事によって不足することのないよう心がけましょう(^^)