柔らかいれんこん料理が食べたくて挑戦したけど、失敗した経験がある方は多いですよね。
「筑前煮に挑戦したけどれんこんだけ固かった!」
「煮物にしたけどもっちり食感にならない!」
そんなお悩みのあなたにれんこんを柔らかく煮る方法と柔らかくならなかった原因、また固くなってしまった時の対処法までお伝えしますね。
れんこんを柔らかく煮る方法
れんこんを柔らかく煮る方法は、下準備にありました。
切り方と切る大きさに注意
切り方は繊維を切る、輪切り、いちょう切り、乱切りがおすすめです。大きさは小さいほど柔らかくなります。大きさは見栄えにも影響するので調整してみてくださいね。
水でアク抜きする
ほくほくした食感のれんこんを食べたい場合は水でアク抜きをするのがおすすめです。ほくほくのれんこんは心がほっこりしますね。
下ゆでをする
れんこんは煮れば煮るほど柔らかくなるので他の食材よりも長めに加熱してみてください。同じタイミングで加熱してしまうとれんこんだけ固いけど他の野菜は丁度いい煮物が出来上がってしまいます。
れんこんが固くなる原因
れんこんが柔らかくならない原因は、調理のときのちょっとしたことが原因かもしれません!
切り方と切る大きさが適していない
繊維に沿った縦切り(穴と同じ方向に)に切っている。歯ごたえのあるきんぴらを作る時はすごくおすすめの切り方です。大きさについては大きすぎたため加熱時間が足りなくなってしまった可能性が考えられます。
酢水でアク抜きをしてしまった
酢水につけると柔らかくなりにくくなってしまいます。白くしたい場合やシャキシャキ食感を残したい時は酢水がおすすめです。しかし柔らかさを重視する場合はアク抜きは水でするのがおすすめです。
下ゆでをしていない
煮物は味をつけてしまうと柔らかくなりにくい性質があります。そのため柔らかくしたいものは水から煮て、すぐに柔らかくなるものは味をつけてから煮ると全て柔らかい状態で食べられます。柔らかい煮物が好きな方におすすめです。
加熱時間が少なかった
薄く切ったとしても2分ほど茹でただけではシャキシャキした食感になります。煮物のれんこんはもっと分厚いので下ゆででしっかり火を通すことが柔らかくするポイントです。
どうしても固くなった時のれんこんリメイクレシピ!
気を付けても固くなってしまうこともありますよね。そんな時はれんこんだけ救出してリメイクしちゃいましょう。
れんこん焼き
れんこんに片栗粉を軽くまぶし、油をひいたフライパンで焼くと香ばしさと歯ごたえのある美味しいれんこん焼きができますよ。
煮物とは別にもう1品できるのでちょっと得した気分になります。
ひじきとれんこん混ぜごはん
濃い目の味付け(醤油、みりん、酒、だし)でひじき、人参、厚揚げを煮ます(※1)。
れんこんを細かいサイコロ状に刻み、炊飯器で炊いたご飯に、1で煮た具と一緒にれんこんも混ぜるだけ!
煮汁のしみ込んだご飯とひじきの相性は抜群ですし、しゃくしゃくしたれんこんの食感はアクセントになるので食感でも楽しみる1品になります。
どちらも美味しいのでぜひ試してみてください。
まとめ
れんこんを柔らかくする方法は輪切りやいちょう切りで小さめに切り、水でアク抜きをした後に下ゆでをすることです。逆に大きめに縦切りをし酢水につけあまり加熱しなかった場合は固いれんこんになります。もしも固くなってしまっても美味しく食べる方法はあるので挑戦してみてくださいね。