お正月に飾る、しめ飾り。土台になるしめ縄は、最近ではスーパーや100均などでも手に入りますよね。
でも、しめ飾りの真ん中に飾る橙(だいだい)の付け方はどうすればいいのか、悩むかもしれません。
この記事では、しめ飾りの橙(だいだい)の取り付け方や向き、使用後の捨て方についてご紹介します。
しめ飾りに橙を付ける方法は?
しめ飾りに橙(だいだい)を付けるときは、いくつか方法があります。
- 金色など、橙の色に近く目立たない色の針金で、橙を十字にしばり、土台になるしめ縄にくくりつける
- 太針にたこ糸などの太い糸を通し、橙に貫通させて、残った糸をしめ縄にしっかりしばりつける
- 水引で橙を十字にしばり、しめ縄に縛り付ける
完成された状態で売られているしめ飾りは、針金を使って橙を付けているものが多いようです。
糸を貫通させる方法だと、皮が破れてしまうので腐りやすくなるような気がしますね。その点、針金を使う方法なら橙の皮が破れることがないので、長持ちしそうです。
針金は100均やホームセンターで手に入りますので、いちばん簡単で外れにくいかもしれませんね。
橙の向きに決まりはある?ヘタは取る?付けたまま?
しめ飾りにつける橙の向きに決まりはありません。好みの向きで大丈夫ですよ。
また、ヘタを取るか付けたままかについても、決まりはありませんので自由です(^^)
しめ飾りに橙を飾る意味って?
橙(だいだい)は、代々(だいだい)その家系が続くようにという願いがこめられている縁起物なのです。
要するに、語呂合わせなのですね。
また橙はとても生命力が強く、暑さや寒さにも耐えて樹齢も長い植物です。また、樹に実っているときも、完熟してもなかなか実が落ちないので、「落ちない」という強さにがあとても縁起のよい木と言われています。
しかし、現代では橙が手に入らないことも多いため、代用としてみかんが使われることが多くなってきています。
使用後のしめ飾りの橙、捨て方はどうすればいい?
一般的にしめ飾りは、1月7日が過ぎたら外します。そして1月15日ごろにその地域や神社などで行われる「どんど焼き」で焼く、というのが風習です。
しかし、神社によっては「しめ飾りに付けていた橙やみかんは外してください」と言われることがあります。
その場合は、ルールに乗っ取って橙は外して焼くようにしましょう。
外した橙は、腐っていなければ食べれるかもしれませんが、長い間外に飾ったままだったものですので、食べること控えるほうがいいかもしれません。
そうなると、通常の燃えるゴミとして出すことになりますが、縁起物をゴミとして捨てるのは気が引ける・・・と言う場合もあるかもしれませんね(;'∀')
その場合は、他の生ゴミなどと一緒にゴミ袋に入れるのではなく、半紙などのキレイな白い紙に包み、清酒や塩を振って清めてから袋に入れるようにすれば、気持ちよく捨てることができますよ。
まとめ
しめ飾りの橙の取り付け方向き、使用後の捨て方などについてご紹介しました。
お正月の縁起物であるしめ飾りを飾って、良い年末年始を過ごしたいですね♪