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GLP-1を分泌させる食べ方と食材とは?順番がカギだった!

GLP-1を分泌させる食べ方と食材とは?順番がカギだった!

GLP-1というホルモンを知っていますか?人間の体内で分泌されるホルモンで、最近の研究では心臓を保護し、老化をゆるやかにしてくれると注目を集めているんです。

私たちの心臓を守ってくれるホルモンならしっかりと体内で働いてほしいですよね。今回は、GLP-1の分泌を促進してくれる食べ方と食材についてご紹介します!

GLP-1をしっかり分泌させる食べ方とは?

GLP-1とは食事をすると分泌される「インクレチン」というホルモンの1つで、食べた物の消化に関わる成分です。近年、このGLP-1が心臓の老化をゆるやかにしてくれることがわかり注目されました。

しかしGLP-1を分泌する能力には個人差も大きく、また日本人は低い傾向にあるようです。

実はGLP-1を効率よく分泌させ体内で働いてもらうためには、食べる順序がとっても大切なんです。

最近「ベジタブルファースト」という言葉が流行ったように、食事をする際にごはんなどの炭水化物を食べる前に野菜から食べ始めると血糖値の急上昇を抑えダイエットに効果的というのはすでに有名な話。

しかしGLP-1の分泌促進においては、野菜はもちろんのこと、タンパク質を炭水化物よりも先に食べるのが効果的なんだとか!

お腹に入ればみんな一緒と思われていたのはもう昔の話。食べる順番で食べ物のはたらきもまったく変わってくるんですね!

GLP-1の分泌を促進する食材は?お手軽に取り入れよう

食べる順番によるGLP-1分泌量の実験では、魚(実験ではサバの水煮缶)と肉、どちらのタンパク質食材でも促進効果がありました。比較するととくに効果が高かったのは肉でした。

肉や魚以外にも、ヨーグルトやチーズなどの乳製品を炭水化物よりも先に食べるというのもGLP-1の分泌促進効果があるそう。

ヨーグルトやチーズなら、外食でパスタを食べる際などの炭水化物単品のメニューの前にも取り入れやすくて便利です。ヨーグルトが持つ整腸作用は、GLP-1の分泌促進にたいして相乗効果も期待出来るため一石二鳥ですね。

またチーズなら個包装の商品がコンビニやスーパーなどで手軽に手に入りますので、食事の前に意識して食べるようにするといいかもしれませんね!

まとめ

食べた物の消化のために働き、さらに心臓の老化をゆるやかにしてくれる体内ホルモン「GLP-1」の分泌を促進してくれる食べ方や食材についてご紹介しました。

もともと人間が持っている機能にしっかり働いてもらって、年齢に負けない健康な体を手に入れたいですね!